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セルバンテス文化センター東京公式ブログ

スペイン国営セルバンテス文化センター東京の公式ブログです。スペイン語、スペイン語圏の文化に関するコースやイベントの情報が満載!

クンブレ・フラメンカ チケット販売のお知らせ

4/6より3日の間開催されるクンブレ・フラメンカ2017年の入場チケットは、各講演日の1ヶ月前朝10時より当センター1F受付にて発売します。
チケットは一律2.000円(税込)の自由席、お支払いは現金のみとなります。ご予約・取り置きなどは受け付けておりません。チケットがなくなり次第販売終了、お一人様10枚以上の購入はできません。なお、公演日当日の入場はご来場順となります。
何卒ご了承いただけますようお願いいたします。

Sobre la venta de las entradas del Cumbre Flamenca de Japón Chiaki Horikoshi
La venta de entradas del Cumbre Flamenca de Japón comienza  un mes antes de cada uno de los días del festiva, l en la recepción del Instituto Cervantes de Tokio,  a partir de  las 10:00. Son entradas sin reserva de lugar,  con precio de 2.000 yenes, solo se puede pagar en efectivo y no aceptamos reservas. El día del espectáculo la entrada se realiza  por orden de llegada.

Esperamos que mucha gente pueda disfrutar del festival.


クンブレ・フラメンカ・デ・ハポン堀越千秋

出演者:

4月6日(木) 18:00開場/18:30開演
高橋英子
鍵田真由美
エンリケ坂井
小島章司

4月7日(金) 18:00開場/18:30開演
小島慶子
森田志保
沖仁
小松原庸子

4月8日(土) 14:30開場/15:00開演
梶山綾沙
松丸百合
AMI
徳永健太郎・康次郎
アントニオ・アロンソへのオマージュ

*内容は変更になる場合があります。予めご了承ください。

Cumbre Flamenca de Japón 2017
Chiaki Horikoshi

フアン・マヌエル・ボネット

toma-posesion-bonet-71月21日、スペイン政府内閣はフアン・マヌエル・ボネットをセルバンテス文化センター長に任命しました。

フアン・マヌエル・ボネットが最も目指す目標は、「全ての文化産業業者とセルバンテス文化センターとの連携強化」と、組織を強化し「これまでにない多様な論議と芸術的な対話を作る、共存の自由の空間」を作ることです。

さらに、「造形芸術(写真やビデオを含む)、演劇、映画、音楽、ダンス、デジタル文化はもちろん、科学や食文化などの領域の創作者と表現において、これまでにない現代感と我々の時代の作品がある」空間にしていきます。

「拡大し続けるスペイン語で、話し、書き、創造し合う皆の家」であるセルバンテス文化センター長に任命される「大きな光栄」を受けるに当たり、フアン・マヌエル・ボネットは、アメリカのスペイン語話者を主役として注目していきます。

「様々なスペイン語が話され、近代の文学や芸術において大きな貢献をしているアメリカ大陸」、スペインからのメキシコ、アルゼンチン、その他の国々へ亡命した人々が成し遂げた大きな貢献を忘れないことを明言しました。

フアン・マヌエル・ボネットは同様に、セルバンテス文化センターが他の公用語であるカタルーニャ語、バスコ語、ガルシア語とその文化を普及させ、教育することへの貢献を強調しました。

フアン・マヌエル・ボネットの生涯

フアン・マヌエル・ボネットは2012年からパリのセルバンテス文化センターに赴任していました。作家であり、芸術、文学の批評家であり、数多くの展示会を主催してきた委員であります。

経歴
バレンシア現代美術館館長
王立ソフィア芸術センター(マドリッド)館長
ラファエル・カンシノス・アセンス代表
ビセンテ・ウイドブロ基金国際委員代表

詩や評論、学術論文のみならず、帳簿やディクシオナリオス・デ・ラス・バングアルディアス・エン・エスパーニャなどの著書があります。また数多くの展覧会を委員として主催したり、芸術、写真、文学、音楽、政治の批評を行った経歴があります。

スペインにあるセルバンテス文化センター本部のウェブページではこの記事の完全版がご覧いただけます。

情報源:セルバンテス文化センター報道部
翻訳 : 高島 笑里, 井出聖峰

世界のスペイン語 2016年セルバンテス総会

2016年セルバンテス総会セルバンテス文化センター東京 12月13日 世界のスペイン語 2016年セルバンテス総会

このために、館長のビクトル・ガリシア・デ・ラ・コンチャは、25年前にセルバンテス文化センターが創設してからの歴代館長をマドリード本部へ招集しました。

ガルシア・デ・ラ・コンチャとともに集まった前任者は、ニコラス・サンチェス・アルボルノス、タマロン侯爵、フェルナンド・R・ラフエンテ、セサル・アントニオ・モリナとカルメン・カファレルです。

世界のスペイン語2016では、過去25年間に行った仕事の分析をしました。重要な出来事の完全な年表と、世界のスペイン語のバ一ジョンアップしたデ一タの分析を含みます。同じく先の館長たち、スペイン文化の優れた専門家や重鎮たちの論文もあります。

540ぺ一ジからなる年報は、この25年間に遂行された仕事と未来における役割についての質問への、文化の12人の重鎮の回答から始まります。

年報にはダビ・フェルナンデス・ヴィトレスによって書かれたレポート「セルバンテス文化センター創立からの、国際コミュニケ一ション言語としてのスペイン語とその拡大」があります。

教育、文化、コミュニケーションにおけるセルバンテスの活動について、
各分野の役員であるリチャ一ド・ブエノ、ベアトリス・エルナンツ、ハシント・アラメンディのコーディネートにより、3つの論文が発表されました。

また文化外交の役割も研究されました。アドルフォ・エリサンシン(ウルグアイ共和国大学)による「アメリカの視線」。アレックス・グリヘルモは、1997年のサカテカス(メキシコ)から、2016年のサン・フアン・デ・ プエルト・リコまで開催された7つの国際会議をレビューしました。

年報は参加した全44カ国、87都市の世界のセルバンテス文化センターのダイレクトリーで締めくくられています。

翻訳 : 五十嵐テル子  鶴羽 正高、高島 笑里

ザ・アート・オブ・クリスマス・キャロル

The Art of Christmas Carolsついに12月になりました。それとともに街はクリスマスの明かりとお祭りムードで賑わっています。セルバンテス文化センター東京EUNIC JAPAN協賛の下で、ザ・アート・オブ・クリスマス・キャロルのお祭りを開催します。日時は、本日12月9日の17時から21時までです。

キリスト教の伝統では、神童イエスの生誕を記念して12月25日にクリスマスをお祝いします。クリスマスのお祝いと関連した伝統や習慣が数多くあります。ヨーロッパ中でクリスマス・マーケットが開かれ、クリスマス特有の料理が振舞われるのです。家の中は、クリスマスツリーやリースが飾られ、クリスマスの明かりや他の飾りがあふれかえっています。そして必ずクリスマス・キャロルを歌うのです。

ザ・アート・オブ・クリスマス・キャロルで東京の街をヨーロッパのクリスマスの伝統的な雰囲気に包みたいと思います。クリスマスマ・マーケットとクリスマス・キャロルのコンサートの2つのメインイベントが開催されます。。クリスマス・ムードを高めるため、EUNIC JAPANの働きかけによって、オーストリア、チェコ、アイルランド、ポルトガル、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、そしてもちろんスペインが参加しています。各参加国からアーティストが集結し、各地域のクリスマスソングをお届けします。

イベント内容:
クリスマス・マーケット

クリスマス・マーケットの起源は中世までさかのぼります。街の伝統的な商業の中心地であった広場に集まっていてました。伝統的な工芸品やクリスマス飾りなどによって、とても人気だったので。

クリスマス・キャロル・コンサート(出演者一覧)
フロリアン・フェイルマイア(オーストリア)
ルーマニア正教会教区聖ジョージ子ども合唱団:「喜びの羊飼い」(ルーマニア)
エヴァ・ミクラス(チェコ)
東京国際児童合唱団(TICC)(日本)
津森久美子:ファド歌手・ギター 、上川保:ポルトガルギター(ポルトガル)
ヨアンナ・チェルニャック(ソプラノ)、ピョートル・ニッキール(テノール)、栗原美穂(ピアノ)(ポーランド)
二期会スペイン音楽研究会(スペイン)
ブルガリア民族音楽グループ「バルカン」!

文:シルビア・アゲリ
訳:井出聖峰

日本の中のペルー

日本の中のペルーセルバンテス文化センター東京では11月の期間中、アンデスの国のペルーの映画を特集しています。また、図書館の特別コーナーでは、ペルーの歴史、文学、文化を紹介しています。

日本とペルーの関係は、初めて日本人がアメリカ大陸の国々に移住した19世紀後半にさかのぼります。日本とペルーは1873年に外交関係を結びましたが、実際の関わりは1899年に大勢の日本人移民がリマに到着したのが始まりでした。ペルーは、ラテンアメリカで初めて日本との外交を確立した国で、ほとんどが若い男性労働者だった日本からの移民を認めた、中南米最初の国でもあります。

この移民は経済的な理由が中心だったといわれています。その頃の日本は、人口過剰による民主主義の危機と雇用不足で苦しんでいました。一方で、当時のペルーは地方の労働者を必要としていました。

そのほぼ100年後の1980年代から90年代にかけて、ペルーからたくさんの日本人移民の子孫達が戻ってきました。彼らは”日系”ペルー人と呼ばれました。彼らはこの時代のペルーの社会と経済の危機によって、先祖がしたのと全く同じことをしたのです。

日本政府はこの日系人の回帰を受け、日本の産業における労働力の必要性から、当時の移民法を見直すことによって彼らを受け入れたのです。

このペルー映画特集は11月9日(水)から始まり、2007年のアウグスト・タマヨ監督の作品『ウナ ソンブラ フレンテ』と、2008年にホセ・メンデス製作された『ディオセス』の2つの作品を上映します。どちらもペルー国内外で高い評価を受けた珠玉の作品です。

アウグスト・タマヨ監督は1972年に彼の父親によって書かれた小説からインスピレーションを受け、同じタイトルでこの作品を製作しました。主人公はペルー人の若いエンジニアで、アマゾンの森と国々を繋ぐ使命を受けます。この作品は2008年アカデミー賞非英語映画部門にノミネートされました。

ホセ・メンデスの『ディオセス』は、リマ南部の美しい海岸に住む家族の複雑な関係を描いた作品です。この作品はペルー、アルゼンチン、フランス、ドイツによる共同制作で、20世紀の終わりから21世紀始めのペルーの社会的地位の高い人々の生活を描いています。この映画は35以上の国際的な賞を受賞し、ペルー映画史上、最も多くの賞を獲得した作品となりました。

セルバンテスの図書館では、ペルーに関する本や映画のDVDを取り揃えていますので、ぜひお越しください。また、11月29日からは、ペルーの伝統織物の展覧会を行います。ミチェル&シアの国際コンクールの受賞作品の中から、手の込んだ繊細な手法の染色織物を展示します。

入場料は無料ですが、事前のご予約をお願いします。

文:シルビア・アゲッリ
翻訳 : 鶴羽 正高、高島 笑里

ヒスパニックの遺産の月

National Hispanic Heritage9月15日から10月15日までの間、アメリカ合衆国では、ヒスパニックの遺産の月をお祝いします。
アメリカでは9月15日から10月15日までの1ヵ月間をナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンスとしてお祝いします。

この伝統は1968年にリンドン・B・ジョンソンによって開始されました。当初はヒスパニック文化遺産を尊重、継承するためのナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・ウィークとして始められ、1988年にはロナルド・レアゴンが特例によって開催期間をひと月に延ばしました。

もともと9月15日はコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラの独立記念日でしたが、アメリカに暮らすヒスパニック系の人々にとっての主な目的は、ヒスパニックの文化遺産を記念しお祝いすることです。彼らの文化はアメリカ合衆国内ではなお生き続けており、まだまだ増え続けている5億人のヒスパニック系の人々のアイデンティティの基本となっているのです。

つまり、アメリカ合衆国の歴史や文化はヒスパニック系の人々によって作られ続けているということを広く認識するための1ヵ月なのです。
また10月12日はイスパニアデーだということも忘れてはいけません。伝統的にはヒスパニックデーあるいはピラールの日として知られていましたが1987年から公式にこのように呼ばれるようになりました。

アメリカ合衆国内ではヒスパニック系の人口は5000万人を超えており、この数字は人口1億2200万のメキシコに次いで、スペイン語話者数としては世界第2位です。ちなみにスペインの人口はコロンビアに続いて第4位であり、その数はアメリカ合衆国内のスペイン語話者数と同じくらいで4800万人です。

アメリカ合衆国内で増加しているヒスパニック系移民の出身地は、主にメキシコと中米の国々です。

その初期から、ナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンスでは、毎年違った標語あるいは中心テーマを決めて、まとまった活動を行ってきました。2012年の標語は『出自は違えど、歴史は違えど、アメリカ人の魂ただひとつ』、2015年は『誇りを持て』、そして2016年は北アメリカの音楽に影響を与えたヒスパニックの伝統というテーマです。

セルバンテス文化センター東京在日アメリカ大使館で行われるナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンス2016の企画に参加することができ、大変光栄に思っております。

イベントは、今年のテーマに沿ってイクオ・オカンボ氏の主導の下、18時半頃から行われます。その後は、フランク・アベル氏のラテンダンスのレッスン、ラテン侍のDJランド氏ダンスナンバーなど、その他数多くの盛り上がる音楽とおいしいお酒を楽しめます。

皆さん一緒にナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンスをお祝いしましょう!

文: Silvia Aguerri
翻訳:井出聖峰

1989年にノーベル文学賞を受賞したスペインの人気作家カミロ・ホセ・セラの生誕100年記念日。

Página electrónica de la RAE

5月6日は、1989年にノーベル文学賞を受賞したスペインの人気作家カミロ・ホセ・セラの生誕100年記念日でした。

この100周年を記念して、マドリッドにあるセルバンテス文化センター本部では、9月中様々な活動・イベントを行ってきました。「カミロ・ホセ・セラ 最も近い記憶」と名づけられたその展示会では、それまで未公開だったガリシア人作家であるカミロ・ホセ・セラの60作品が集められています。

この展示会はチャーロとカミロ・ホセ・セラ基金により実現され、説が書かれた年月を共に過ごした作者夫人チャーロ・コンデ本人所蔵の資料によって構成されています。

この展示会では、「パスクアル・ドゥアルテの家族」や「蜂の巣」が書かれた際の原稿、写真、デッサン、詩、ペンや、その他の作品の初版本や初期作品、長旅の道中にホセ・セラがチャーロに宛てて書かれた多くの手紙のうちの幾つかが展示され、ホアン・ミロやパブロ・ピカソとの友情によって生まれた文芸誌「アルマダンス亭草紙」に掲載された本も展示されています。これら全ての資料からガリシアが生んだ作家の活力と創造性の軌跡を垣間見ることができます。

この展示会の開会式には、セルバンテス文化センターのビクトル・ガルシア・デ・ラ・コンチャ理事長、スペイン国立言語アカデミー(レアル・アカデミア・エスパニョーラla Real Academia Española)のダリオ・ビジャヌエバ学長、カミノ・ホセ・セラの息子で同じく作家・研究者のカミロ・ホセ・セラ・コンデ氏も参加しました。開会式でフェリペ国王はカミロ・ホセ・セラを「苦心の作家」「厳格な知識人」と称されました。

10月のバーチャル文学クラブでは、カミロ・ホセ・セラを特集し、彼の代表作である「蜂の巣」取り上げます。10月1日から10月30日まで、この小説について語り合うチャットに参加する為には、セルバンテス文化センター図書室のカードをご用意になり、このクラブのホームページに記載されている内容をお読み下さい。お問い合わせはeメールにて図書館長までお寄せ下さい。

文:シルビア アグエッリ
訳: 高島 笑里, 井出聖峰

ガリシアの日

ガリシアの日
9月に入り、皆さんの夏休みも終わられたころと思います。セルバンテス文化センターも通常に戻り、また新しい講座が始まります。新しいチャレンジにぴったりなこの季節、皆さんに耳寄りなお知らせです。セルバンテス文化センターでは、この10月からガリシア語のクラスを開講予定です。これまでカタルーニャ語とバスク語の授業がありましたが、今後はガリシア語も加わります。これで、スペイン国内の地方公用語は全て網羅されます。

ガリシアはイベリア半島の北東に位置し、歴史と文化のある自治州のひとつです。そこで今も大切に受け継がれている財産のひとつが、当地の母語であるガリシア語です。ガリシアは豊かな芸術と自然に恵まれているだけでなく、巡礼やケイマダ(蒸留酒に砂糖・レモンなどを加えた温かい飲み物)などの文化の発祥地でもあります。ガリシア地方の首都サンティアゴ・デ・コンポステーラでは、ロマネスク様式の美術・建築の傑作にも出会うことができるでしょう。この地方の首都と同じ名前を持つガリシア聖堂は、ガリシア地方やスペインの発展のうえで重要な役割を担ってきました。建築当初から現在に至るまで、サンティアゴの巡礼の目的地であるガルシア聖堂は、ガリシア地方とスペインの人々にとって、人々の交流によって生まれた高い芸術性や社会性を持つ重要な場所であり続けてきたのです。

セルバンテス文化センターでは、ガリシア地方についての情報をお届けしています。当館の図書室には、ガリシア地方の詩、歴史、文化や小説など、様々なテーマの蔵書があります。

9月8日(木)18:00からは、セルバンテス文化センター地下1階にて、ガリシア地方についてご紹介する「ガリシアの日」の催しを行います。入場は無料です。事前にご予約をお願いします。

「ガリシアの日」には、以下のようなプログラムが行われます。

  • ミニ講座「ガリシア語入門」
  • スペイン語講師マリア・メンデス氏による、ガリシア文化講座「サンティアゴ巡礼の道の歴史」
  • 美術学部卒で漫画のスペシャリストであるシルビア・サンチョ氏によるグローバルな観点での講義「ガリシア神話と日本の漫画の関係」「日本独特の美術表現である漫画」
  • ガリシアについての専門家、浅香武和氏による、日本語訳されているガリシア語作品についての講義
  • 石塚紀子氏のタンバリングループによる演奏
  • 会の最後には(ガリシア特産の食前酒)の試飲もご用意しています。

ガリシア語やガリシア音楽・文化・神話などに興味のある方は是非お越しください。お待ちしています!

文: Silvia Aguerri.
訳: 井出聖峰, Emiri Takashima.

アルゼンチンの独立200年記念日

Bicentenario independencia Argentina7月9日はアルゼンチンの独立200年記念日でした。この素晴らしい日をお祝して、今月はタンゴの国アルゼンチンの文化、文学、音楽、映画に注目したいと思います。

きっと皆さんはアルゼンチンについて良く知っているでしょう。サッカー、首都のブエノスアイレス、ペリトモレノの氷河、イグアスの滝、アンデスの山々…。本当に、アルゼンチンを連想させる単語は枚挙に暇がありません。しかし今回注目したいのは、我々が全貌を知っているわけではありませんが、国際的な期待が高まっているアルゼンチンの芸術作品です。

アルゼンチン文化の特徴は、その多重性です。つまり、アジア・アフリカからも大きな影響を受けたヨーロッパとラテンアメリカ文化の習合なのです。文学に関して言えば、アルゼンチンの文学作品はスペイン語文学の最高峰にあります。例を挙げるなら、アルゼンチン文学屈指の名作『エル・アルフ(Aleph)』の作者であるフアン・ルイス・ボルヘス、『石蹴り遊び(Rayuela)』を書いたフリオ・コルタサル、またアドルフォ・ビオン・カサレスやレオポルド・ルゴネスなどその他大勢です。それらの話は、現実の世界と夢の世界とが混在していることが多々あります。そこでは魔法と空想の要素は同一なのです。

もう一つ、音楽の世界ではタンゴが有名です。ダンスの一種であるタンゴは、ブエノスアイレス郊外で始まり、今日まで世界中で人気を博しています。ここにアストル・ピアソラ、カルロス・ガルデスなど、タンゴの王様として知られている偉大な作曲家たちを見ることができます。

最後になりますが、たいしたことではないですが、映画をいくつか紹介したいと思います。アルゼンチン映画はここ数年で広く認知され、数多くの国際映画祭で賞を受賞しています。『レラトス・サルバヘス(人生スイッチ)』、『ヌエベ・レイナス(華麗なる詐欺師たち)』、『エル・イホ・デ・ラ・ノビア(月の息子)』、『エル・セクレト・デ・トゥス・オホス(瞳の奥の秘密)』、外国語映画賞として2010年のオスカー賞を受賞しました。

フェデリコ・ガルシア・ロルカ図書館では上に述べた映画やその他たくさんの映画を見つけることができます。

文: Kinue Tsubata Mestre
訳: 井出聖峰

ゴンサロ・ヒメネス・デ・ラ・エスパーダ - 明治の日本にいたスペイン人

Cuentos del Japón viejo.1907年、日本政府からスペイン語教師として招かれた勇敢なスペインの男は、妻と生まれたばかりの子を連れて日本へ旅立った。

そのころの日本といえば、1868年の明治維新後の転換期であり、近代化の真っ只中であった。明治維新によって日本政府は西洋科学という学問を非常に重要視しており、また西洋から教師を迎えることにとりわけ力を注いでいた。

このような中で、今回の主人公ゴンサロ・ヒメネス・デ・ラ・エスパダは、東京外国語學校(現東京外国語大学)で教鞭を執ること10年間でした。

その時期に、ヒメネス・デ・ラ・エスパダは何人かの日本人の弟子に語った。これらの弟子による熱狂は後にキホーテの直接の翻訳を始める永田寛定 (1885-1973)を連れて来ることになる。その頃には既にキホーテの翻訳は存在していたが英語、フランス語、ドイツ語から日本語への翻訳であった。それらの翻訳者達は、島村抱月(1871-1918)片上伸(1884-1928)である。永田寛定がスペイン語からの翻訳を始めたのだが、一部の翻訳だけであった。後に、永田寛定の弟子、高橋正武(1908-1984)が1977年まで翻訳し続けた。このようにして永田寛定とヒメネスデ・ラ・エスパダとその弟子、笠井鎮夫はスペイン語研究の先駆者となったのであった。

ゴンサロ・ヒメネス・デ・ラ・エスパダは翻訳者としても重要な任務を果たしました。こちらでは、新渡戸稲造の作品である『武士道-日本の精神-』(マドリッド、ダニエル文庫、1909年)や、『日本昔話』(マドリッド、ラングレ、2009年)、『日本神話』(マドリッド、ラングレ、2013年)の翻訳を行ったことが有名です。

後の2冊は1914年に長谷川竹次郎が著した20篇にも及ぶ日本の伝統的な物語が元になっています。その中では、日本人の習慣や性格、また明治時代の日本が外国に伝えたかったイメージを見ることができるのです。

文: 津端マエストレ衣絵
訳: 井出聖峰

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