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セルバンテス文化センター東京公式ブログ

スペイン国営セルバンテス文化センター東京の公式ブログです。スペイン語、スペイン語圏の文化に関するコースやイベントの情報が満載!

80年振り!共通『スペイン語文法書』

スペイン語で『ボールペン(Bolígrafo)』という言い方が20通りもあることを皆さんはご存知でしたか?先日、英字新聞のジャパンタイムズにスペイン語に関する記事が大きく、それもフアン・カルロス国王の写真付で掲載されているのに目がとまりました。なんと!約80年ぶりにスペイン語の共通文法書がレアル・アカデミア・エスパニョーラ(RAE)から出版されるとか。出版までにかかった年数というのが11年というから、その膨大な情報に驚きです!

新スペイン語文法書が発表。(写真:El País紙オンラインより)

新スペイン語文法書が発表されました。(写真:El País紙オンラインより)

スペイン語を学習する魅力というのが、スペイン語を学ぶ事でスペインだけでなく中南米や米国でも通じるという点だということは間違いないと思います。その20カ国以上、4億人以上の人々の間で話されているスペイン語の文法の共通ガイドとして、『新文法書』が出版されたとのこと。(エル・パイス紙の記事はこちら。)

同じスペイン語とはいえ、国によって微妙に表現の仕方に違いがあったり、使う単語が異なったりなど、各国の特徴がありますよね。それを学ぶのも楽しみの一つではありますが、これらの違いを取り入得れた文法書を作ったということで、今回の出版発表というのは、スペイン言語の歴史でもとても大きな出来事だったんです!

今まで歴史的に重要とされている文法書が1931年のものだそうです。今回の新文法書が作られるまで、11年という長い年月がかかったのも、その1931年の文法書をアップデートするにも『言語情報』がコンピュータで『データベース』として存在していなかったからとか。確かにその頃にはPCは存在して無かったですものね。つまりは、データベース作成から始まり、各国や各地方の表現方法や方言、単語などを拾っていくという作業をしてきたからこそ、歳月を要したんですね・・・なんと気が遠くなるような話なんでしょうか!この文法書は4000ページあるということですが、この中に様々な人たちの努力が詰まっているんですね、素晴らしい!

ただ、やはりこれだけスペイン語圏が多いということもあり、さすがに『全ての』表現までが入っている訳ではないようです。それは言語が『生きている』から。日本語でも『ギャル語』や『流行語』が毎年、毎日、毎分の間に生まれているのと同じように、スペイン語も同じく様々な表現方法が生まれているのは当然だと思います。でも、一番大切なことは、『スペイン語圏の言語の共通のガイドライン』が出来たということですよね。なんか、一体感が生まれて素敵です。

この歴史的な書籍を家に一つ欲しいなとは思いますが、120ユーロするということなので、サンタクロースからプレゼントされるのを待とうと思います。

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