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セルバンテス文化センター東京公式ブログ

スペイン国営セルバンテス文化センター東京の公式ブログです。スペイン語、スペイン語圏の文化に関するコースやイベントの情報が満載!

DELE受験体験記~東京superior編~

皆さん、今週末のDELE試験への準備はいかがでしょうか?受験を控えている皆さんに、2008年5月に東京会場で受験したK.K.さんから体験記が届きました!当日の緊張の様子が伝わってくる内容になっています。是非、ご参考にされてくださいね!(以下はK.K.さんの体験談です)

筆記試験会場の上智大学(四谷キャンパス)

東京の筆記試験会場となっている上智大学(四谷キャンパス)

さて、僕がDELEを受験しようと思った最大の理由は「力試し」です。大学ではスペイン語を専攻、スペインの大学に1年留学をして自分なりに”そこそこ”の語学力は習得できたつもりだったので、果たして自分の実力がいかほどなのかを見る為に受験を決めました。

Superior(今はC2と名称が変更になっています)を選んだのは、留学していた大学の言語学研究所の先生が以前「君のレベルはB2.3かC1くらいだね。DELEのintermedioは問題ないだろうけど、superiorは準備が必要だ」と言っていたので、その言葉を鵜呑みにしたのと、”どうせ受けるなら一番レベルが高いもの!受かったらラッキー!”くらいの軽い気持ちでした(真剣に勉強されているブログ読者の方には申し訳ない…)。

試験に備えては「力試し」が目的だったこともあり、あえて何も勉強はしていきませんでした。唯一したことと言えば、ウェブページで試験の時間割を見て、なんとなくの流れを掴んでおいたことくらいでしょうか。過去問題を解いてみたりは一切しませんでした。

ただスペイン語の勉強はコンスタントに続けていたので、聴解問題用にインターネットラジオを流してみたり(留学生活とは違い、スペイン語漬けの環境を作るのが難しく、放っておくと聞き取り能力は落ちがちです)、formalな手紙や文章の書き方の本を眺めたりはしていました。

いよいよ受験当日

Superiorは他のレベルに比べて圧倒的に受験者が少なかったように思います。たださすが上級だけあって(?)他の受験者は皆デキそうな人ばかり。中には外国人と思しき方もチラホラ。外国語の勉強が好きな人は女性が多い印象がありますが、男性も会場には少なくありませんでした。

筆記試験の中でも読解文章表現聞き取りなどのパートに別れており、各パート間でpausaがあります(superiorは筆記試験だけでも4時間を越える長丁場です。大学受験の時は英語の試験が2時間半あって驚いたものですが、それを遥かに上回るとは!)。休憩時間には日本人同士でもそれはそれは流暢なスペイン語でおしゃべりをする方々が多く、受験者のレベルの高さがうかがえました。

試験そのものの手ごたえは全体的には悪くなかったのですが、語彙の部分に関しては思っていた通り、正直ちんぷんかんぷんでした。もっと準備をしていれば、と思いましたがA lo hecho, pecho。これからDELEを受けようと思っている皆さんには、問題集を使ったりスペイン語の小説を読んでみたり、とにかく語彙を増やすことをオススメします。(試験に出た表現は例えばhacer su agostoa quemarropadar en el clavoなど。皆さんは意味がパッと判りますか?)

時間配分についても少しアドバイスですが、問題が多くて時間が足りなくなる、といったことは無いかと思います。ただ作文に関しては、テーマが難しくなくても、ある程度練習や様々な形式の文章を書き慣れておくことが必要だと思います。

東京会場の場合、筆記試験は上智大学口答試験は会場を移動してセルバンテス文化センターで行う仕組みになっていますが、意外と重要なのは待ち時間の過ごし方です。筆記試験が終わってから面接まで3・4時間待つだけならまだしも、受験者が多い場合には翌日になることもあります。待つのも試験のうちですので、上手くモチベーションを整えながら挑みましょう。

ところで試験の結果ですが、当然の如くと言うべきか、不合格(NO APTO)でした。皆さんはもうご存知だと思いますが、合格するには各パートが7割以上とらなければいけませんが、僕の場合は総合で約6割ほどの得点で自分の実力の無さを痛感しました。ただもし合格していたら”こんなものか”と天狗になっていたでしょう。スペイン語を継続して勉強する良い指標になったのは間違いありません。

今はこの結果を真摯に受けとめて(笑)、次回のDELEに向けてコツコツ勉強をしています。特に悔しい思いをした語彙ですが、スペイン語の映画を見て口語表現を集めたり、ニュース記事を読んで時事用語を覚えたり、といった方法を使っています。しかし知らない単語のなんと多いこと…スペイン語マスターの道はまだまだ遠いようです。

最後に、この週末に受験を控えている皆さんに。

合格・不合格が出る試験ではありますが、楽しむことを忘れてはいけません。僕の場合、実はワクワクしながら問題を解いていました。元来、外国語学習とは楽しみながらするものだと僕は思います。試験の難しさに悔しい思いをするのもよし、ヤマかけをして当たれば喜ぶのもよし。皆さんなりにリラックスして、スペイン語を味わってみてはいかがでしょうか。

試験でのご健闘をお祈りしています!(と言っている間に自分も勉強勉強!!)

¡Suerte!

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