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セルバンテス文化センター東京公式ブログ

スペイン国営セルバンテス文化センター東京の公式ブログです。スペイン語、スペイン語圏の文化に関するコースやイベントの情報が満載!

DELE受験者の体験談!〜京都編〜

とうとう、DELE試験本番が今週末に迫って来ました!そこで、前回のDELE受験者の方に体験談を寄せてもらいました。試験を間近に待っている受験生の皆さんや、受験を考えてる皆さんの参考になること間違いありません。以下は京都会場で受験したA. Seiko K.さんの体験談です。

DELE

DELE

私は、一度もスペイン語圏の国で暮らしたことはありません。しかし、ちょっと発音が悪いとすぐ“pardon?”と聞き返される英語や、鼻炎の鼻をむずむずさせながら話すおフランス語と違い、不思議と相性が良かったのでしょうか。子供のときにスペイン人の女の人と知り合いになったのをきっかけに、中南米やスペインの人々との付き合いを通してスペイン語とラテンの文化に何となく親しみ始めました。さらにしばらく海外に行っている間に、また不思議とウマの合うhispano hablante(スペイン語圏)の友人達との対話を通して、スペイン語で意思疎通ができるようになっていきました。泳ぎと同じで、話しながら話せるようになったといえます。そして、日本に帰って就職を探し始めたとき、せっかくだから何か履歴書に書けるものをと考え08年の11月にDELE中級を受けました。

スペイン人の友達にも大丈夫と言われていたのに、結果はなんと、No apto(不合格)。総合点の合計では十分な得点で、会話や聴解では高得点を獲得したにもかかわらず、文法と語彙が0.77ポイント最低点に足らず、不合格となりました。(DELE試験は総合点の試験ではなく、各分野で最低ラインを超えないと合格できないのです。)自分は『喋れる、喋れる』と思っていたのに、ちょっとショック!やはり「勉強」しなくてはと思い、セルバンテス書店でPreparación al Diploma de Español とCompetencia gramatical en usoの2冊の問題集を買って、次回5月の受験申し込みをしました。

元来勤勉なたちではないのと仕事も始めたので時間が思うようにとれず、しばらく本棚で眠っていました。それでもあと0.7ポイント上げれば合格なのだからと、試験の1ヵ月前くらいはいつもより45分~50分早く起きて、文法と語彙のところだけは一通りやって受験しました。私は何語の勉強でも勘が第一で、大体何が言いたいのかな?と推測し、多少間違っていても発話して答えてしまう方です。細かいところはあまり気にしません。そして、文法解説を見ると途端に勉強意欲が落ちてしまいます。特に日本語の解説だとそうなります。それに対しDELEの問題集は全てスペイン語で、解説までも勉強になるので面白い!CDも一切日本語がないのでいいです。これも一通り聞きました。多少わからないところがあっても気にせず聞き流します。解答は勘で答えていくのです。私はスペイン語はスペイン語で勉強するのが一番いいと思っています。人によって違うと思いますし、私のスペイン語のレベルはまだまだとも思いますが、子どもが母国語を獲得していくのと同じような感じではないかと思います。下手でもスペイン語で話すとき、スペイン語で考えています。目指すのは、日本語とスペイン語のバイリンガルです。‘偏向’バイリンガルですが…。

受験会場に行ったときはちょうど1回目の面接試験担当の方が試験配布や監督をしておられるのを見て、今度こそは!と思いました。文法と語彙ができないなんて、日本人らしくないなと思いながら、また落ちたら嫌だなあ、受験料も馬鹿にならないのになんて思いながら、勘を研ぎ澄ませるようにして解いていきました。しかし睡眠時間を削っていたので長時間の試験が終わった後はぐったり。それで面接試験の時のテンションの低かったこと…。それでも、待ち時間に会場が同じだったフランス人の女の子と友達になりました。スペイン語を話すことで、色々な国の人と友達になれるので、本当に楽しいです。そして、今回の結果はAPTO(合格)! 疲れのせいか聴解が下がり、多少投げやりな面接試験の受け答えが点数の低下を招いていましたが、文法と語彙のところはちゃんと上がって、お蔭様で何とか合格でした。やはり勉強すれば、それだけのことはあるんだなと思います。次はC1を受けようと思いますが、前回買ったB2の分をまだ全部やっていないので、まずざっとでも一通りそれをしてから、またセルバンテス書店で新しい問題集を買おうと思っています。

ちなみに、私は結局今は私の第一言語である日本語で食べています。外国人に日本語を教えているのです。もともと専門が「国語」だったもので…。将来の夢は日本に住むhispano hablanteの人々に日本語を教えることです。日本語学校に来られない人も一杯いるし、今の経済状況で帰国する人も多くなっていますが、日本語を獲得して少しでも日本で生活しやすくなってほしいからです。日本語は日本語で学ぶのが一番と思いますが、授業の外では、彼らの母国語でないと表現できないこともあるでしょうから、それを聞いて、助けることができたらと思っています。中南米スペインどちらに限らず、彼らの言葉と文化には血の通った温かさがあり、たとえ上手に喋れなくても、彼らとスペイン語で話しているとき私は日本語で話している時よりも伸び伸びとリラックスしていると感じます。そういう意味で、私はたくさん彼らに助けられているからです。(A. Seiko K.)

以上が京都で受験した元受験生の体験談でした。皆さんの参考になったと思います!直前になりますが、体に無理をしないように気をつけましょうね。

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