ペルー文化普及を推進するインカ・ガルシラソ文化センターは、スペイン国内最初のペルー文化普及機関として、マドリードのセルバンテス文化センター内に開設されます。その為、3月3日月曜日、セルバンテス文化センター理事のフアン・マヌエル・ボネットと、ペルー外務関係省事務総長のエリック・エドガルド・ギジェルモ・アンデルソン・マチャドは、リマで合意の署名を行いました。
インカ・ガルシラソ文化センターは、既に開設されているUNAMメキシコ学習センター、コロンビアのカロ・イ・クエルボ文化センターに続く、3つ目のラテンアメリカ機関となります。これにより、セルバンテス文化センターは更に「ラテンアメリカ化」されることとなります。
合意書では、インカ・ガルシラソ文化センターの活動のために、マドリード(バルキジョ通り4-6)のセルバンテス本部の会議室、展示室、教室を使用することができることが明記されています。
新設されるインカ・ガルシラソ文化センターは、セルバンテス文化センターのみならず、世界各国の関連機関(ヨーロッパ・南北アメリカ・アジアの計198の機関)、スペイン語能力証明(DELE)、SIELE、AVE、そして教師達と協力し、スペイン語の世界の国際的な文化普及を行っていきます。
同様に、インカ・ガルシラソは、ペルーの言語の多様性、海外ペルー文化政策計画の実施、ペルーやスペイン文化の普及と展示など、セルバンテス文化センターのネットワークを用いた文化活動を提案していきます。
この記事についての詳細は、セルバンテス文化センターのプレスのウェブサイトでご覧いただけます。
(訳:高島 笑里)