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インスティトゥト・セルバンテス東京公式ブログ

インスティトゥト・セルバンテス東京の公式ブログです。スペイン語、スペイン語圏の文化に関するコースやイベントの情報が満載!

インスティトゥート・セルバンテス東京で、音楽、料理、スペイン系ユダヤ人の文化を

第三回スペイン語・スペイン語圏文化国際会議において、スペイン系ユダヤ人文化の豊かさが初めて詳細に東京に紹介されます。スペイン系ユダヤ人(セファルディ)コミュニティの分析に二日間捧げられます。

「第三回スペイン語・スペイン語圏文化国際会議」は、今年インスティトゥート・セルバンテス東京で再開されることとなりました。日本における「スペイン語観測所」主催イベントが、スペインと日本の外交関係 150 周年という特別な機会に開催されます。

10 月4、5、6日の3日間に東京の中心部で 複数の主題についての多様な活動が繰り広げられます。今回、プログラムには、音楽のコンサ-ト、グルメの試食と様々な言語学やスペイン文学と関連した講義が含まれています。

今年の会議の主要テーマはセファルディ(スペイン系ユダヤ人)の影響によって特徴づけられます。10 月 4 日は「セファルディ 文化の日」として、 前会議と同じようにスペイン語圏のイベントが開催されます。パコ・ディエスはセファルディ音楽において最も重要なスペイン人のスペシャリストとして知られており、午後、バンドの演奏を担当してくれます。さらに、スペインのユダヤ人ネットワークの写真展は、ご参加の皆様が多様なスペイン系ユダヤ人の伝統の文化を鑑賞いただくための糸口として役立つことでしょう。その上、一日の終わりにはお菓子の試食やコーシャ ワインの試飲をお楽しみいただけます。

10月5、6日は会議に二日間を捧げます。この二日間においては、スペイン語圏全体、スペイン人、ラテンアメリカ人そして日本人の専門家が参加し、野谷文昭教授がラテン アメリカ文学の最も重要な作品の翻訳における実際の経験について話される、翻訳の世界に専念する時間も設けられています。このように、インスティトゥート・セルバンテス東京の開設10周年記念のイベントの最後を飾ります。

Magnifying glass and ancient old map

セファルディについての補足説明

ユダヤ人は 1492 年にスペイン(ヘブライ語ではセファラド) から追放されました。彼らはすでに、ほとんどのヨーロッパ諸国から追放されていました。例としては、エドゥアルド1世 (1290)によってイギリスで、フランスの王フェリペ 4 世 (1306)によってフランスで、またハンガリーなど、黒死病とユダヤ人の追放を行った国々が挙げられます。その後、スペインにおいても追放が行われました。続いて教皇ピオ5世が教皇の領域を放棄するよう、すべてのユダヤ人に命令し、ポルトガル (1496) やイタリア (1569)でも追放がおこなわれました。その後、王フェリペ 2 世は1597 年の春にミラノからユダヤ人を追放しました。

これらのひどいと不当な追放の巨額の損失から回復できる国はありません。追放されたスペイン系ユダヤ人、セファルディは、北アフリカ、ギリシャとトルコなど別の場所にに定住しました。スペインつまりセファラドとの関係は途絶えることなく、スペイン語、音楽、文学、文化全てを保ち続けています。我々はスペインのセファラド・イスラエル センターとユダヤ人ネットワークの協力で、このテーマを扱う日本人専門家を通して、セファラディ、ディアスポラ(パレスチナ以外の地に住むユダヤ人、またその社会)、音楽、料理、文学の遺産の歴史を知ることが出来ます。

Texto: Luis A. Pérez

Traducido  por:   成田 千恵

 

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