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インスティトゥト・セルバンテス東京公式ブログ

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マルティン・チャンビ、光の詩人

マルティン・チャンビの作品を筆頭にクスコ写真学校の展覧会が東京に来ます

 

マルティン・チャンビは「光の詩人」としても知られており、南米大陸において重要な写真家の一人でした。同時に最初の先住民族の肖像画家でもありました。芸術家である彼は、半世紀の間、ペル-の建築、彼の社会、アンデスの通路を記録しました。そしてまた、マチュピチュの城砦の写真レポートを一番最初に実現したのも彼でした。当時、独特の美的感覚に溢れた彼の独特のテクニカルスタイによって、20世紀のラテンアメリカの写真の中で最も優れたイメージを獲得しました。

マルティンは、最初に写真カメラを発見したとき、まだ子供でした。彼はサント・ドミンゴ鉱業社の現地作業員の一人として、カラバジャの鉱山で働いていました。ある日、この地域のグラフィック・ドキュメンテーションを担当する英国の技術者が、若いプネーニョの人生を象徴する奇妙な人工物を持ってきました。それがカメラであり、紙の上に瞬間と現実を不滅にすることができる人工物でした。

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それ以来、チャンビは自分自身が、残りの永遠の瞬間をとらえる役割を果たすことができるという考えに魅了されました。 このため、雨の影響により鉱山の入り口に蓄えられた金塊を拾い集め、2年という歳月をすごしました。 彼はボトルを金塊で一杯にできたとき、写真家の弟子となる経費を払うことができたのでした。そして、仕事をやめ、有名な写真家、マックス・ティ・ヴァルガスと一緒にアレキパに移りました。 そこでは、今日、彼の写真帝国としてわれわれが知っているものを実現するために必要なものすべてを学びました。

マーティンのスタイルは、ウォーカー・エヴァンスやリチャード・アヴェドンなど、歴史的に最も重要な写真家のいくつかの技術と一致していました。 もちろん、彼のすばらしい努力と最も難しいシナリオに滑り込む能力によって、彼の作品は、ニューヨークの近代美術館の象徴である「20世紀最も偉大な作品の一つ」として賞賛されました

チャンビは、ラバに乗り、巨大でかさばる大規模なフォーマットのカメラを運びながら、インカの領土を周りました。 インディアン、メスティーゾ、白人は数え切れないほどの機会に彼の目の前でポ-ズをとりました。 彼の芸術的なすべてのスペクトルは、「光の詩人」というニックネームにふさわしいものでした。彼は光が細部と理想的なコントラストで飾られた完璧な瞬間を表現するのを忍耐強く待ち続け、まるで絵であるかのように彼の写真を構成していたからです。

彼は非常に多様な写真のテーマを取り入れたにも関わらず、彼の弱点は常に先住民族の肖像画でした。マルティン・チャンビはケチュア語を話す農民の家族の出身でしたので、インド人とのつながりは血のつながりでした。 彼の写真では、農夫、羊飼い、地元の人物など、あらゆる種類のプロフィールを描いていました。 彼らの誰もが彼の写真の1枚を買うのに支払う十分なお金を持っていませんでしたが、「光の詩人」は彼が撮ったイメージのコピーを彼らに贈っていました。チャンビは、ドキュメンタリー主義と社会的告発、同様に保護されていないグループに対する意識への働きかけをしました。

 

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展覧会のオープニングは11月21日水曜日、午後6時30分、インスティトゥ-ト・セルバンテス東京で開催されます。 12月12日まで公開しております。 この展覧会では、マルティン・チャンビを代表するクスコの写真学校の作品が集められていますが、クリサント・カブレラ、セザール・メザ、オラシオ・オチョア、ダヴィッド・サラス、フィデル・モラ、パブロ・ヴェラメンディ、アヴェリーノ・オチョア、日系ペル-人エウロヒオ・ニシヤマなどの他の学校の代表者の作品もご覧いただけます。

 

本文 : ルイス・ア・ペレス

翻訳 : 成田 千恵

 

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