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インスティトゥト・セルバンテス東京公式ブログ

インスティトゥト・セルバンテス東京の公式ブログです。スペイン語、スペイン語圏の文化に関するコースやイベントの情報が満載!

日本の漫画とスペインのコミック:手塚治虫と漫画誌『テヅコミ』を巡り出会う2つの世界。

インスティトゥト・セルバンテス東京にて、ケニー・ルイス、ケン・ニイムラ、カネコ アツシの3名のイラストレーターが、手塚治虫が世に残した作品について、そしてスペインと日本の漫画の間で交わされる相互的影響についての議論を展開します。

インスティトゥト・セルバンテス東京では11月26日、新しく誕生した漫画誌『テヅコミ』のイラストレーターたちを招き対談が行われます。日系スペイン人のケン・ニイムラが日本人イラストレーターのカネコ アツシと議論を交わし、それぞれの作品の間に見られる共通点を見出しながら、日本とスペインで用いられてきた伝統的な手法がどのように反映されているかを明らかにしていきます。これを機に東洋と西洋につながりが生み出され、この2つの漫画・劇画大国に見られる芸術的多様性が再確認さTezucomi 2れることとなるでしょう。

今回の対談は海外マンガフェスタの翌日に予定されているものですが、同フェスタには、スペインのコミックを数多く紹介するべくインスティトゥト・セルバンテス東京も参加します。対談はインスティトゥト・セルバンテス東京の地下1階オーディトリアムにて、スペイン語と日本語の同時通訳付きで行われます。

ケニー・ルイスの有名な作品としては『Dos Espadas』、『Telémaco』、『Magic 7』などが挙げられますが、最近では手塚治虫の作品『ぼくの孫悟空』の登場人物にもとづいたストーリーを描いており、日本でも11月5日に『テヅコミ』の第2巻を通じて発売されています。

今回の対談では、世界中のイラストレーターたちに影響を与え、現在の漫画を生み出す先駆者となった手塚治虫が間違いなく主役テーマの一つとなることでしょう。また、本年は手塚治虫生誕90周年にあたります。

スペイン人の母と日本人の父を持つケン・ニイムラは、幅広い知識をもとに漫画イラストの世界についての話を展開します。彼の作品『ヘンシン』や、アメリカ人漫画家ジョー・ケリーの『I KILL GIANTS』シリーズ向けに描くイラストは、さまざまな賞の受賞歴や栄誉獲得歴を誇ります。また、ケリーとは共にブラックジャックのスピンオフ作品を『テヅコミ』第1巻で出版しています。

一方、日本人イラストレーターのカネコ アツシは日本で広く知られているのはもちろん、一部の作品がフランス語、スペイン語、英語に翻訳されています。現在は手塚治虫の名作である『どろろ』を新しく描いており、そこにも西洋の伝統の影響が少なからず見受けられます。

ご予約は、こちらのリンクからお願いします:
https://peatix.com/event/451784/view

インスティトゥト・セルバンテス東京
東京都千代田区六番町2-9 〒102-0085
Tel 03 5210-1800 / e-mail: infotok@cervantes.es
2-9, Rokubancho Chiyoda-ku, Tokio 102-0085

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ケン・ニイムラによる、手塚治虫の「ブラックジャック」のスピンオフ画

本文 : ルイス・ア・ペレス

翻訳 : ヴィルジーリオ レイナ

インスティトゥート・セルバンテス東京で、音楽、料理、スペイン系ユダヤ人の文化を

第三回スペイン語・スペイン語圏文化国際会議において、スペイン系ユダヤ人文化の豊かさが初めて詳細に東京に紹介されます。スペイン系ユダヤ人(セファルディ)コミュニティの分析に二日間捧げられます。

「第三回スペイン語・スペイン語圏文化国際会議」は、今年インスティトゥート・セルバンテス東京で再開されることとなりました。日本における「スペイン語観測所」主催イベントが、スペインと日本の外交関係 150 周年という特別な機会に開催されます。

10 月4、5、6日の3日間に東京の中心部で 複数の主題についての多様な活動が繰り広げられます。今回、プログラムには、音楽のコンサ-ト、グルメの試食と様々な言語学やスペイン文学と関連した講義が含まれています。

今年の会議の主要テーマはセファルディ(スペイン系ユダヤ人)の影響によって特徴づけられます。10 月 4 日は「セファルディ 文化の日」として、 前会議と同じようにスペイン語圏のイベントが開催されます。パコ・ディエスはセファルディ音楽において最も重要なスペイン人のスペシャリストとして知られており、午後、バンドの演奏を担当してくれます。さらに、スペインのユダヤ人ネットワークの写真展は、ご参加の皆様が多様なスペイン系ユダヤ人の伝統の文化を鑑賞いただくための糸口として役立つことでしょう。その上、一日の終わりにはお菓子の試食やコーシャ ワインの試飲をお楽しみいただけます。

10月5、6日は会議に二日間を捧げます。この二日間においては、スペイン語圏全体、スペイン人、ラテンアメリカ人そして日本人の専門家が参加し、野谷文昭教授がラテン アメリカ文学の最も重要な作品の翻訳における実際の経験について話される、翻訳の世界に専念する時間も設けられています。このように、インスティトゥート・セルバンテス東京の開設10周年記念のイベントの最後を飾ります。

Magnifying glass and ancient old map

セファルディについての補足説明

ユダヤ人は 1492 年にスペイン(ヘブライ語ではセファラド) から追放されました。彼らはすでに、ほとんどのヨーロッパ諸国から追放されていました。例としては、エドゥアルド1世 (1290)によってイギリスで、フランスの王フェリペ 4 世 (1306)によってフランスで、またハンガリーなど、黒死病とユダヤ人の追放を行った国々が挙げられます。その後、スペインにおいても追放が行われました。続いて教皇ピオ5世が教皇の領域を放棄するよう、すべてのユダヤ人に命令し、ポルトガル (1496) やイタリア (1569)でも追放がおこなわれました。その後、王フェリペ 2 世は1597 年の春にミラノからユダヤ人を追放しました。

これらのひどいと不当な追放の巨額の損失から回復できる国はありません。追放されたスペイン系ユダヤ人、セファルディは、北アフリカ、ギリシャとトルコなど別の場所にに定住しました。スペインつまりセファラドとの関係は途絶えることなく、スペイン語、音楽、文学、文化全てを保ち続けています。我々はスペインのセファラド・イスラエル センターとユダヤ人ネットワークの協力で、このテーマを扱う日本人専門家を通して、セファラディ、ディアスポラ(パレスチナ以外の地に住むユダヤ人、またその社会)、音楽、料理、文学の遺産の歴史を知ることが出来ます。

Texto: Luis A. Pérez

Traducido  por:   成田 千恵

 

文化イベントパスポートのポイントで特典あり!

文化イベントパスポート

インスティトゥト・セルバンテス東京のイベントに参加して、全部のスタンプを 手に入れた方にはスペインクラブ店舗で使える2000円のクーポンを贈呈します。
またスペインへのペアチケット(イベリア航空協賛)が抽選で当たるチャンス あり。
パスポートはインスティトゥト・セルバンテス東京1Fの受付で配布します。
*インスティトゥト・セルバンテス東京生徒さんは1つのスタンプ優遇があります。

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Pasaporte cultural

¿Te animas a un viaje por la cultura hispana? Hemos creado un pequeño pasaporte para que lo rellenes durante nuestras actividades culturales. Si completas todos los sellos, obtendrás un bono de 2000 yenes válido en cualquier restaurante de la red Spain Club y participarás en el sorteo de un billete de avión a España para dos personas con Iberia. ¡No esperes más! Pregunta en recepción y obtén tu Pasaporte Cultural. *Los alumnos del Instituto Cervantes tienen derecho a un comodín canjeable por un sello

クンブレ・フラメンカ チケット販売のお知らせ

4/6より3日の間開催されるクンブレ・フラメンカ2017年の入場チケットは、各講演日の1ヶ月前朝10時より当センター1F受付にて発売します。
チケットは一律2.000円(税込)の自由席、お支払いは現金のみとなります。ご予約・取り置きなどは受け付けておりません。チケットがなくなり次第販売終了、お一人様10枚以上の購入はできません。なお、公演日当日の入場はご来場順となります。
何卒ご了承いただけますようお願いいたします。

Sobre la venta de las entradas del Cumbre Flamenca de Japón Chiaki Horikoshi
La venta de entradas del Cumbre Flamenca de Japón comienza  un mes antes de cada uno de los días del festiva, l en la recepción del Instituto Cervantes de Tokio,  a partir de  las 10:00. Son entradas sin reserva de lugar,  con precio de 2.000 yenes, solo se puede pagar en efectivo y no aceptamos reservas. El día del espectáculo la entrada se realiza  por orden de llegada.

Esperamos que mucha gente pueda disfrutar del festival.


クンブレ・フラメンカ・デ・ハポン堀越千秋

出演者:

4月6日(木) 18:00開場/18:30開演
高橋英子
鍵田真由美
エンリケ坂井
小島章司

4月7日(金) 18:00開場/18:30開演
小島慶子
森田志保
沖仁
小松原庸子

4月8日(土) 14:30開場/15:00開演
梶山綾沙
松丸百合
AMI
徳永健太郎・康次郎
アントニオ・アロンソへのオマージュ

*内容は変更になる場合があります。予めご了承ください。

Cumbre Flamenca de Japón 2017
Chiaki Horikoshi

フアン・マヌエル・ボネット

toma-posesion-bonet-71月21日、スペイン政府内閣はフアン・マヌエル・ボネットをセルバンテス文化センター長に任命しました。

フアン・マヌエル・ボネットが最も目指す目標は、「全ての文化産業業者とセルバンテス文化センターとの連携強化」と、組織を強化し「これまでにない多様な論議と芸術的な対話を作る、共存の自由の空間」を作ることです。

さらに、「造形芸術(写真やビデオを含む)、演劇、映画、音楽、ダンス、デジタル文化はもちろん、科学や食文化などの領域の創作者と表現において、これまでにない現代感と我々の時代の作品がある」空間にしていきます。

「拡大し続けるスペイン語で、話し、書き、創造し合う皆の家」であるセルバンテス文化センター長に任命される「大きな光栄」を受けるに当たり、フアン・マヌエル・ボネットは、アメリカのスペイン語話者を主役として注目していきます。

「様々なスペイン語が話され、近代の文学や芸術において大きな貢献をしているアメリカ大陸」、スペインからのメキシコ、アルゼンチン、その他の国々へ亡命した人々が成し遂げた大きな貢献を忘れないことを明言しました。

フアン・マヌエル・ボネットは同様に、セルバンテス文化センターが他の公用語であるカタルーニャ語、バスコ語、ガルシア語とその文化を普及させ、教育することへの貢献を強調しました。

フアン・マヌエル・ボネットの生涯

フアン・マヌエル・ボネットは2012年からパリのセルバンテス文化センターに赴任していました。作家であり、芸術、文学の批評家であり、数多くの展示会を主催してきた委員であります。

経歴
バレンシア現代美術館館長
王立ソフィア芸術センター(マドリッド)館長
ラファエル・カンシノス・アセンス代表
ビセンテ・ウイドブロ基金国際委員代表

詩や評論、学術論文のみならず、帳簿やディクシオナリオス・デ・ラス・バングアルディアス・エン・エスパーニャなどの著書があります。また数多くの展覧会を委員として主催したり、芸術、写真、文学、音楽、政治の批評を行った経歴があります。

スペインにあるセルバンテス文化センター本部のウェブページではこの記事の完全版がご覧いただけます。

情報源:セルバンテス文化センター報道部
翻訳 : 高島 笑里, 井出聖峰

ザ・アート・オブ・クリスマス・キャロル

The Art of Christmas Carolsついに12月になりました。それとともに街はクリスマスの明かりとお祭りムードで賑わっています。セルバンテス文化センター東京EUNIC JAPAN協賛の下で、ザ・アート・オブ・クリスマス・キャロルのお祭りを開催します。日時は、本日12月9日の17時から21時までです。

キリスト教の伝統では、神童イエスの生誕を記念して12月25日にクリスマスをお祝いします。クリスマスのお祝いと関連した伝統や習慣が数多くあります。ヨーロッパ中でクリスマス・マーケットが開かれ、クリスマス特有の料理が振舞われるのです。家の中は、クリスマスツリーやリースが飾られ、クリスマスの明かりや他の飾りがあふれかえっています。そして必ずクリスマス・キャロルを歌うのです。

ザ・アート・オブ・クリスマス・キャロルで東京の街をヨーロッパのクリスマスの伝統的な雰囲気に包みたいと思います。クリスマスマ・マーケットとクリスマス・キャロルのコンサートの2つのメインイベントが開催されます。。クリスマス・ムードを高めるため、EUNIC JAPANの働きかけによって、オーストリア、チェコ、アイルランド、ポルトガル、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、そしてもちろんスペインが参加しています。各参加国からアーティストが集結し、各地域のクリスマスソングをお届けします。

イベント内容:
クリスマス・マーケット

クリスマス・マーケットの起源は中世までさかのぼります。街の伝統的な商業の中心地であった広場に集まっていてました。伝統的な工芸品やクリスマス飾りなどによって、とても人気だったので。

クリスマス・キャロル・コンサート(出演者一覧)
フロリアン・フェイルマイア(オーストリア)
ルーマニア正教会教区聖ジョージ子ども合唱団:「喜びの羊飼い」(ルーマニア)
エヴァ・ミクラス(チェコ)
東京国際児童合唱団(TICC)(日本)
津森久美子:ファド歌手・ギター 、上川保:ポルトガルギター(ポルトガル)
ヨアンナ・チェルニャック(ソプラノ)、ピョートル・ニッキール(テノール)、栗原美穂(ピアノ)(ポーランド)
二期会スペイン音楽研究会(スペイン)
ブルガリア民族音楽グループ「バルカン」!

文:シルビア・アゲリ
訳:井出聖峰

日本の中のペルー

日本の中のペルーセルバンテス文化センター東京では11月の期間中、アンデスの国のペルーの映画を特集しています。また、図書館の特別コーナーでは、ペルーの歴史、文学、文化を紹介しています。

日本とペルーの関係は、初めて日本人がアメリカ大陸の国々に移住した19世紀後半にさかのぼります。日本とペルーは1873年に外交関係を結びましたが、実際の関わりは1899年に大勢の日本人移民がリマに到着したのが始まりでした。ペルーは、ラテンアメリカで初めて日本との外交を確立した国で、ほとんどが若い男性労働者だった日本からの移民を認めた、中南米最初の国でもあります。

この移民は経済的な理由が中心だったといわれています。その頃の日本は、人口過剰による民主主義の危機と雇用不足で苦しんでいました。一方で、当時のペルーは地方の労働者を必要としていました。

そのほぼ100年後の1980年代から90年代にかけて、ペルーからたくさんの日本人移民の子孫達が戻ってきました。彼らは”日系”ペルー人と呼ばれました。彼らはこの時代のペルーの社会と経済の危機によって、先祖がしたのと全く同じことをしたのです。

日本政府はこの日系人の回帰を受け、日本の産業における労働力の必要性から、当時の移民法を見直すことによって彼らを受け入れたのです。

このペルー映画特集は11月9日(水)から始まり、2007年のアウグスト・タマヨ監督の作品『ウナ ソンブラ フレンテ』と、2008年にホセ・メンデス製作された『ディオセス』の2つの作品を上映します。どちらもペルー国内外で高い評価を受けた珠玉の作品です。

アウグスト・タマヨ監督は1972年に彼の父親によって書かれた小説からインスピレーションを受け、同じタイトルでこの作品を製作しました。主人公はペルー人の若いエンジニアで、アマゾンの森と国々を繋ぐ使命を受けます。この作品は2008年アカデミー賞非英語映画部門にノミネートされました。

ホセ・メンデスの『ディオセス』は、リマ南部の美しい海岸に住む家族の複雑な関係を描いた作品です。この作品はペルー、アルゼンチン、フランス、ドイツによる共同制作で、20世紀の終わりから21世紀始めのペルーの社会的地位の高い人々の生活を描いています。この映画は35以上の国際的な賞を受賞し、ペルー映画史上、最も多くの賞を獲得した作品となりました。

セルバンテスの図書館では、ペルーに関する本や映画のDVDを取り揃えていますので、ぜひお越しください。また、11月29日からは、ペルーの伝統織物の展覧会を行います。ミチェル&シアの国際コンクールの受賞作品の中から、手の込んだ繊細な手法の染色織物を展示します。

入場料は無料ですが、事前のご予約をお願いします。

文:シルビア・アゲッリ
翻訳 : 鶴羽 正高、高島 笑里

ヒスパニックの遺産の月

National Hispanic Heritage9月15日から10月15日までの間、アメリカ合衆国では、ヒスパニックの遺産の月をお祝いします。
アメリカでは9月15日から10月15日までの1ヵ月間をナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンスとしてお祝いします。

この伝統は1968年にリンドン・B・ジョンソンによって開始されました。当初はヒスパニック文化遺産を尊重、継承するためのナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・ウィークとして始められ、1988年にはロナルド・レアゴンが特例によって開催期間をひと月に延ばしました。

もともと9月15日はコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラの独立記念日でしたが、アメリカに暮らすヒスパニック系の人々にとっての主な目的は、ヒスパニックの文化遺産を記念しお祝いすることです。彼らの文化はアメリカ合衆国内ではなお生き続けており、まだまだ増え続けている5億人のヒスパニック系の人々のアイデンティティの基本となっているのです。

つまり、アメリカ合衆国の歴史や文化はヒスパニック系の人々によって作られ続けているということを広く認識するための1ヵ月なのです。
また10月12日はイスパニアデーだということも忘れてはいけません。伝統的にはヒスパニックデーあるいはピラールの日として知られていましたが1987年から公式にこのように呼ばれるようになりました。

アメリカ合衆国内ではヒスパニック系の人口は5000万人を超えており、この数字は人口1億2200万のメキシコに次いで、スペイン語話者数としては世界第2位です。ちなみにスペインの人口はコロンビアに続いて第4位であり、その数はアメリカ合衆国内のスペイン語話者数と同じくらいで4800万人です。

アメリカ合衆国内で増加しているヒスパニック系移民の出身地は、主にメキシコと中米の国々です。

その初期から、ナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンスでは、毎年違った標語あるいは中心テーマを決めて、まとまった活動を行ってきました。2012年の標語は『出自は違えど、歴史は違えど、アメリカ人の魂ただひとつ』、2015年は『誇りを持て』、そして2016年は北アメリカの音楽に影響を与えたヒスパニックの伝統というテーマです。

セルバンテス文化センター東京在日アメリカ大使館で行われるナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンス2016の企画に参加することができ、大変光栄に思っております。

イベントは、今年のテーマに沿ってイクオ・オカンボ氏の主導の下、18時半頃から行われます。その後は、フランク・アベル氏のラテンダンスのレッスン、ラテン侍のDJランド氏ダンスナンバーなど、その他数多くの盛り上がる音楽とおいしいお酒を楽しめます。

皆さん一緒にナショナル・ヒスパニック・ヘリテージ・マンスをお祝いしましょう!

文: Silvia Aguerri
翻訳:井出聖峰

1989年にノーベル文学賞を受賞したスペインの人気作家カミロ・ホセ・セラの生誕100年記念日。

Página electrónica de la RAE

5月6日は、1989年にノーベル文学賞を受賞したスペインの人気作家カミロ・ホセ・セラの生誕100年記念日でした。

この100周年を記念して、マドリッドにあるセルバンテス文化センター本部では、9月中様々な活動・イベントを行ってきました。「カミロ・ホセ・セラ 最も近い記憶」と名づけられたその展示会では、それまで未公開だったガリシア人作家であるカミロ・ホセ・セラの60作品が集められています。

この展示会はチャーロとカミロ・ホセ・セラ基金により実現され、説が書かれた年月を共に過ごした作者夫人チャーロ・コンデ本人所蔵の資料によって構成されています。

この展示会では、「パスクアル・ドゥアルテの家族」や「蜂の巣」が書かれた際の原稿、写真、デッサン、詩、ペンや、その他の作品の初版本や初期作品、長旅の道中にホセ・セラがチャーロに宛てて書かれた多くの手紙のうちの幾つかが展示され、ホアン・ミロやパブロ・ピカソとの友情によって生まれた文芸誌「アルマダンス亭草紙」に掲載された本も展示されています。これら全ての資料からガリシアが生んだ作家の活力と創造性の軌跡を垣間見ることができます。

この展示会の開会式には、セルバンテス文化センターのビクトル・ガルシア・デ・ラ・コンチャ理事長、スペイン国立言語アカデミー(レアル・アカデミア・エスパニョーラla Real Academia Española)のダリオ・ビジャヌエバ学長、カミノ・ホセ・セラの息子で同じく作家・研究者のカミロ・ホセ・セラ・コンデ氏も参加しました。開会式でフェリペ国王はカミロ・ホセ・セラを「苦心の作家」「厳格な知識人」と称されました。

10月のバーチャル文学クラブでは、カミロ・ホセ・セラを特集し、彼の代表作である「蜂の巣」取り上げます。10月1日から10月30日まで、この小説について語り合うチャットに参加する為には、セルバンテス文化センター図書室のカードをご用意になり、このクラブのホームページに記載されている内容をお読み下さい。お問い合わせはeメールにて図書館長までお寄せ下さい。

文:シルビア アグエッリ
訳: 高島 笑里, 井出聖峰

ガリシアの日

ガリシアの日
9月に入り、皆さんの夏休みも終わられたころと思います。セルバンテス文化センターも通常に戻り、また新しい講座が始まります。新しいチャレンジにぴったりなこの季節、皆さんに耳寄りなお知らせです。セルバンテス文化センターでは、この10月からガリシア語のクラスを開講予定です。これまでカタルーニャ語とバスク語の授業がありましたが、今後はガリシア語も加わります。これで、スペイン国内の地方公用語は全て網羅されます。

ガリシアはイベリア半島の北東に位置し、歴史と文化のある自治州のひとつです。そこで今も大切に受け継がれている財産のひとつが、当地の母語であるガリシア語です。ガリシアは豊かな芸術と自然に恵まれているだけでなく、巡礼やケイマダ(蒸留酒に砂糖・レモンなどを加えた温かい飲み物)などの文化の発祥地でもあります。ガリシア地方の首都サンティアゴ・デ・コンポステーラでは、ロマネスク様式の美術・建築の傑作にも出会うことができるでしょう。この地方の首都と同じ名前を持つガリシア聖堂は、ガリシア地方やスペインの発展のうえで重要な役割を担ってきました。建築当初から現在に至るまで、サンティアゴの巡礼の目的地であるガルシア聖堂は、ガリシア地方とスペインの人々にとって、人々の交流によって生まれた高い芸術性や社会性を持つ重要な場所であり続けてきたのです。

セルバンテス文化センターでは、ガリシア地方についての情報をお届けしています。当館の図書室には、ガリシア地方の詩、歴史、文化や小説など、様々なテーマの蔵書があります。

9月8日(木)18:00からは、セルバンテス文化センター地下1階にて、ガリシア地方についてご紹介する「ガリシアの日」の催しを行います。入場は無料です。事前にご予約をお願いします。

「ガリシアの日」には、以下のようなプログラムが行われます。

  • ミニ講座「ガリシア語入門」
  • スペイン語講師マリア・メンデス氏による、ガリシア文化講座「サンティアゴ巡礼の道の歴史」
  • 美術学部卒で漫画のスペシャリストであるシルビア・サンチョ氏によるグローバルな観点での講義「ガリシア神話と日本の漫画の関係」「日本独特の美術表現である漫画」
  • ガリシアについての専門家、浅香武和氏による、日本語訳されているガリシア語作品についての講義
  • 石塚紀子氏のタンバリングループによる演奏
  • 会の最後には(ガリシア特産の食前酒)の試飲もご用意しています。

ガリシア語やガリシア音楽・文化・神話などに興味のある方は是非お越しください。お待ちしています!

文: Silvia Aguerri.
訳: 井出聖峰, Emiri Takashima.

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